saku59lbの日記

やっと開業できるかな

歯科医院開業の成功させるには その10

滅菌室に関しては診療スタイルによってしまうのですが、動線分離しているのかいていないのか、個室なのかオープンスタイルなのかを先に考えてください。

基本的に衛生環境を維持するなら個室で動線分離です。

裏方も見られなくなるので患者に汚い所を隠すこともできるのでいいです。

オープンスタイルで滅菌や材料の棚がユニットの後ろにあると診療効率が上がるので一人の先生が複数の患者を診療するときはやり易いです。

昔の歯科医院とかはこの形が普通です。

動線が分離しておらず、オープンスタイルにしていると導入も診療もやりやすいのですが、外科処置とかを良くやる先生には向いてないですし、他の患者に見られながら診療をされるのが嫌な患者はきません。

滅菌室は印象も練るし、ゴミも捨てます。

そこで滅菌するにはしっかりと洗浄できる環境と汚れない仕組みが必要です。

滅菌機のメーカーに相談してもらえば、滅菌するまでの流れを教えてくれます。

滅菌の管理がしっかりしてると患者も従業員も安定してきます。

ここが雑な医院は従業員もすぐやめていくイメージがあります。

アルジネートを練るエリアはユニットでもいいと思うのですが、やはり汚れるので滅菌室の近くで練ることが多いですね。アルジネートの残りも捨てなくてはならないのでゴミ箱が近くにあるといいです。

あとは滅菌した後の収納エリアを作ってください。

たくさん買うとそれを置く場所を作るので新しいものがでればすぐに買う先生は収納が一番です。

自分の場合はゴミを捨てて、簡易的に水洗いし、ミーレに入れて、パックに包んで、クラスB滅菌に入れて、収納です。

トレーはディスポで使い、滅菌パックを開いて使用する形です。

基本セットはすぐに使用するのですべてをパックニ入れる必要があらず、滅菌したらパックに入れておくとか、紙エプロンに包んでそのまま広げて使うなど色々あります。

使用するのに予定がないものは滅菌パックで包んでおいておけば、一週間ぐらいは滅菌されてるみたいです。

紫外線の滅菌機に関しては効果が期待できない所があるのですべてをパックするなら買う必要性はありません。

ミーレに関しては従業員が水洗いしてもらえばいいのですが、血が残ってることがあります。水洗いは怪我もしやすいので従業員が怪我するので、嫌ですね。

場所を取るので場所がない場合ははずしてください。