歯科医院開業の成功させるには その7
店舗事態がきまってきたらどのような大工に依頼するかですね。
以前に話してるとおり、歯科医院は特殊で立てたことがあるかないかで全然話がちがいます。
テナントに関しては家具を作っている業者と進めていくので大工が大きく関わってきません。
なので、戸建の方を中心にお話します。
建築する上で考えなくてはならないのは
土地の面積
建坪
予算
大工の技量
設計士をいれるいれない。
基本的にはディーラーの進めた大工ならざっくりとした目安で見学にいった他の歯科医院と比較してデジタルで作ってきます。
それまでに開業資金をいくらでやりたいのか考えておいてください。
大きく考えるのが土地からなら土地、建物、外構です。
外構は中庭や駐車場やポールです。
必要なければかかりません。
土地と建物でいくらか話してもらうのがいいでしょ。
土地はディーラーさんの意見を聞いて探すのが一番です。
地元が一番だと思いますが、これはこれで気を使います。優しい先生だと安く治療して患者のために利益の出ない治療をすることが多々あります。
いないよりはましかもしれませんが、お金のあるエリアは人気があるので土地の価格も高いです。
地元に帰るより働いてた近くで今の患者が流れてくるのが一番利益に繋がります。
駐車場によりますが坪単価いくらでやりたいのか、開業資金はいくらなのか決めておいた方が良いです。診療所だけなら1坪60万前後で建てる方が多いかな。
木造建築ならそのくらいでいいと思います。それ以上だと借金がどんどん膨らんで返済が大変です。
鉄筋構造なら坪単価80万なら良いですね。
鉄骨は高いのですが、長持ちします。
それに作りたいものが何でもできます。
特にマイクロを壁につけたいとか、無影灯をつけたい方は鉄骨がないと厳しいです。
台車につけたもので良ければ床の耐震強度をあげなくてはなりません。
木造建築になるとマイクロを入れるための鉄骨を準備しておかなくてはいけないので大工に先に話しておいた方が良いです。
あとはユニットですね、何台必要でどのような配置で診療したいのか決めておかなくてはなりません。
2台から4台のどれかになると思います。
行ける人は何台でもいけますけどね。
個室にするのかオープンにするのかが最初に考えなくてはなりませんね。
滅菌コーナー
レントゲン室
受付待合室
トイレ
従業員控え室(院長室)
カルテ室
が最低限考えなくてはなりません。
あとは
カウンセリング室
技工室
従業員用のトイレ
キッズルーム
などを必要に応じて取り入れる人はいますね。
ものすごく重要なのはコンセントの種類と場所が必要です。
歯科医療もほとんど電化製品です。
コンセントが足りなくて困ってる先生がたくさんいます。できるだけ必用なところは考えて作ってもらわないと延長コードで補わなければなりません。電気屋さんと話して診療室と滅菌室と受付は多くても問題ないです。
歯科で使われる機械は三口のコンセントが多いのでそれも気を付けてください
配管と空調ですね。
配管は大工とメーカーが話し合って詳しく話しておかないと間違えます。
空調は結構間違えます。一般住宅ばかりやっている人は生活をを重要にするので空気の流れとかクーラーの配置とか家で生活すると自然な風の流れとか取り入れてしまい、窓が増えたりします。
待合室に窓がたくさんあるのはいいのですが、診療室に風があると小物が飛びます。
クーラーの配置も間違えてることがあるので要チェックです。
あとは、お湯かな。
基本的には水でいいのですが、洗浄機がない場合は水で洗わなくてはいけないので、従業員のことを考えると入れてあげてください。
ガスか電気かで悩みますが、お風呂がなければ電気でいいと思います。
これは使ってみてから話していきます。
照明は診療スタイルにのって考えてもらうしかありませんね。こればかりはLEDにするのか蛍光灯にするかですかね。
診療室は蛍光灯の方がいいです。それは、LEDだと天井が高いと光が当たらないことがあります。診療中のライトも色々あるのでデンタルショーで見てみてください。